ネムリーマンの日常

30代パパの日常ブログです。

ADHD(注意欠如・多動症)の話

こんにちは、ネムリーマンです。

 

我が家には3歳2か月になる娘が一人います。
男親はやはり娘がかわいいもので私も溺愛しております(*´з`)

 

そんな我が娘ですが実は発達障害の一つであるADHD(注意欠如・多動症)の可能性を2歳のころから指摘されておりました。
幼児期では判断が難しいことと、一日に数人しか診てもらえないこともあり予約をしてから半年待ちでしたが、先週21/05/20に県の専門機関で検診をしてもらったのでそのことをお話ししたいと思います。


ADHD(注意欠如・多動症)とは

ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。
また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/attach/1396626.htm

という風に文部科学省HPでは紹介されています。

 

簡単に言えば
・注意欠如(不注意)…物事に集中できず、忘れっぽい
・多動性…落ち着きがなく、じっとしていられない
・衝動性…自分の感情や行動をコントロールできず、衝動的に動いてしまう

 

この3つのうちどれかもしくは混合で年齢に対して不釣り合いということです。
基準としては「以下の9項目の内6項目以上当てはまる」、「6か月以上持続している」、「学業に悪影響を及ぼしているかどうか」になります。

 

【注意欠如の症状】
• 勉強中に不注意な間違いをする
• 活動中に注意を持続することが困難
• 話を聞いていないように見える
• 指示に従えず勉強をやり遂げられない
• 課題を順序立てることが困難
• 精神的努力が必要な課題を嫌う
• 必要なものをよくなくす ・外的な刺激によってすぐ気が散る
• 外的な刺激によってすぐ気が散る
• 日々の活動で忘れっぽい

【多動性・衝動性の症状】
• 手足をそわそわ動かす
• 席についていられない
• 不適切な状況で走り回る
• 静かに遊べない
• まるでエンジンで動かされているように行動する(じっとできない)
• しゃべりすぎる
• 質問が終わる前に答え始める
• 順番を待つことが困難
• 他人を妨害し、邪魔する


ADHD(注意欠如・多動症)の原因は?

ADHDの症状が起こる確かな原因はまだ解明されていませんが、近年の研究から、行動等をコントロールしている神経系に機能異常があると考えられ、脳の前頭前野部分の関連が有力視されています。


脳が働くためには神経伝達物質が必要ですがADHDの人の場合神経伝達物質がうまく運べず、「多動」「衝動」「不注意」の3つの特徴が現れると考えられています。
また、前頭前野の働きが弱いと、五感からの刺激を敏感に感じ取ってしまい論理的に考えたり集中するのが苦手となる傾向があるとの説もあります。
以前言われていたような親の育て方やしつけが直接の原因という説は誤解です。

 

娘について

娘が生まれたのは2018年3月27日。
予定日より1週間早く出てきてかなりの早生まれです。
体重は2,360gで未熟児ですがギリギリ保育器には入りませんでした。
実は生まれる前は切迫早産で予定日の3か月前に「いつ産まれてもおかしくない」と言われ急遽妻は実家に帰り3か月の寝たきり生活でした。
私は週に1回妻の実家に泊まりに行っていたのですが胎動を感じ始めたころから触るといつ寝ているんだろうと思うほど動いていて妻も苦しくなることがあるほどでしたので、今思うとこの頃から多動だったのかもしれません。

 

生まれてからしばらくは未熟児で体力がないためかミルクも1回に5gしか飲めずそれ以外の時間はずっと寝ていました。
30~40gほど飲めるようになってからは手足が常にバタバタしていたけど特に気にしていませんでしたが、とにかく拘束されることを嫌がる子でしてベビーカー、抱っこひもも最初はよくても途中から嫌がり怒るため本当の抱っこをしないと落ち着かない感じでした。

 

特に妻のお義父さんから買ってもらったゆらゆらする椅子?は酷かったです。
↓こんなの↓

 

ゆらゆら揺れるし、成長に合わせて大きくできるし、テーブルも付けてご飯も食べられるからと私は嬉しかったですが娘は載せたそばから降りようとして、結局それ以降全く使いませんでした。(-_-)

 

首、腰のすわりは大体平均的な時期に出来ましたが、何も練習はさせずに半年でつかまり立ち11ヶ月で地に足つけて両足立ちをしていたので良く動くせいか身体能力は高かったです。
そのおかげで1歳のころからは妻と子供だけで買い物やママ友とのランチ等は行けなくなってしまいましたし、三人で買い物へ行ってもベビーカー等に載ってくれず常に動き回っているので毎度へとへとになっていました。

 

3歳になった今、先ほどの基準と照らし合わせると
【注意欠如の症状】が9項目中6項目
【多動性・衝動性の症状】が9項目中9項目当てはまる状態です。


健診結果

結論から言いますと、今の時点ではADHDとは言い切れないということで経過観察ということになりました。

 

いろいろとテストして診断されるのかと思っていましたが、
普通に遊び場がある内科の部屋みたいなところで専門医の先生と面談のような形でした。
はじめに保育園の先生や私たちが普段気になる点をまとめた紙を渡すと先生から

 

「このぐらいの歳の子の大変なところを詰め合わせた感じだから普段から大変でしょう」
「子供寝かしつけると体力切れる感じじゃない?」
と言われました。
私たち夫婦からするとまさにその通り!!となりましたね。

 

それから、子供の遊んでいる様子を見ながら普段の困りごとに対して一つ一つアドバイスをいただいたのですが、
行動を止めたりしなければ話は理解しているし癇癪も起きず、言葉も同年代より話すことができるので順調に成長しているように見える。
本当の多動の子は部屋から飛び出して行っちゃうとのこと。
この子は好奇心旺盛でとてもパワフルな子だからママ・パパが止めちゃうけどそれがストレスになってしまうということで、以下のことを気をつけて見守ることになりました。

 

  1.  最初から大変だと予想される場所(スーパー等)へ連れて行かない
  2.  ごはん等集中させたいときはおもちゃや興味持ちそうなものを見える所に置かない
  3.  大人の都合(危ない、時間)で極力行動を制止しない
  4.  癇癪を起しても何が嫌かを聞いて、極力解決してあげる
  5.  本当にダメなこと(他の子に暴力、大きなけがになりそうなこと)は注意して泣いてもほっておく

 

③に関しては妻も心配症で、私も女の子だからケガをしてほしくないと思いかなり過保護にしている折はあったので、それがストレスを与えているのだと反省しました。
どれも難しいですができるだけ私たちがこの内容を守って次回は2か月後に診てもらうことになりました。

 

ただその日はうちの子も緊張していたのか、診断の間はいつもよりおとなしく帰ってからも普段はほとんど昼寝しないのにぐっすり寝ていたので、今度は本領発揮した所を見てもらえるといいなと思います(;^ω^)

 

長くなりましたが、今後の経過も報告していきたいと思います。

 

 

 

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